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円形脱毛症にステロイド!気になる効果と副作用

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円形脱毛症にステロイド使用はもはや鉄板?気になる効果・副作用

円形脱毛症の治療には、ステロイドの使用が効果的だと言われます。しかし、ステロイドを使うことは副作用が心配だと感じる人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、円形脱毛症に効果があるステロイドの作用と、注意したい副作用についてまとめてみました。ステロイドの働きと体にあたえる影響を正しく知り、安心して使用しましょう。

円形脱毛症ができる有力説は自己免疫疾患にあり

円形脱毛症とは、髪の毛が円形や楕円形に抜け落ちてしまう病気です。円形脱毛症の原因には、自律神経の乱れや内分泌障害などが考えられていますが、はっきりした原因は明確になっていません。

しかし、もっとも有力な説は自己免疫疾患です。円形脱毛症の原因いえば、これまではストレスが原因と言われてきましたが、ストレス自体が直接の原因ではなく、円形脱毛症を発症する要因の一つと考えられています。

自己免疫システムの攻撃が円形脱毛症を招く

円形脱毛症の原因になる自己免疫疾患とは、免疫システムのエラーで正常な細胞を攻撃してしまう病気の総称です。免疫システムは、本来ならば体に侵入してきたウイルスや細菌などに対して抗体を作り体外へ排除する役割を持っています。

ところが、なんらかの原因で免疫システムが正常に働かなくなると、健康な細胞を異物と判断して攻撃してしまいます。

円形脱毛症の場合は、毛穴の奥で髪の毛を生み出す働きをする毛包に免疫細胞のリンパ球が集まり攻撃をしてしまうため、毛包の周囲の細胞が炎症を起こして髪の毛がある日突然抜けてしまうことになるのです。

円形脱毛症が起きたら皮膚科で診察を

円形脱毛症が軽い症状の場合は、気づかないうちに自然治癒をしていることもありますが、放っておくと症状が悪化したり治るまでに時間がかかったりするため皮膚科での適切な治療が必要になってきます。

円形脱毛症は、原因が明確になっていないため、これまでに円形脱毛症の治療に実践された方法を検証して、日本皮膚科学会が作成した診療ガイドラインをもとに治療法が決定されます。治療法は、脱毛部分の面積と発症してからの期間によって違いがあります。

円形脱毛症の治療に使用されるステロイドの効果について

医者のアドバイス

診療ガイドラインに基づき、脱毛の面積が頭皮の25%未満で、発症してからの期間が半年未満の場合は、外用薬のステロイド、ミノキシジル、塩化カルプロニウムや、内服薬のセファランチン、抗アレルギー薬、ステロイドなどを使用して治療が行われます。

また、脱毛面積が25%未満でも発症してからの期間が半年以上を経過している場合は、ステロイド局所注射や局所免疫療法が行われます。

このように円形脱毛症の治療にステロイドは欠かせない薬と言えるのです。

炎症を鎮める効果が期待できる

ステロイドとは、副腎皮質ホルモンの一つであり、円形脱毛症の治療に使用されるステロイド剤は化学的に副腎皮質ホルモンを合成した薬です。

ステロイドには細胞の炎症を引き起こすタンパク質の発生を防ぎながら、炎症を鎮める作用のあるタンパク質を作り出す働きがあるため、脱毛部分で起きている炎症を鎮める効果が期待されます。

ステロイドはかぶれやアトピー性皮膚炎などの治療薬としても知られています。

重症の円形脱毛症には「ステロイド局所注射」

円形脱毛症の治療法の一つにステロイド局所注射があります。ステロイド局所注射とは、脱毛の部分に直接ステロイドを注射する治療方法です。

この治療法は重症の円形脱毛症の治療に使用されており、自己免疫疾患の改善に効果があるとされます。しかし、子供の円形脱毛症に関しては、十分なデータが得られていないことから成人だけに行われる治療法です。

ステロイド治療による3つの副作用

男性のアドバイス

ステロイドを使用する治療は、自己免疫疾患による炎症を抑えることで、円形脱毛症に高い発毛効果が認められていますが、その反面、ステロイド局所注射の際に強い痛みを感じたり、副作用が体に現れたりすることも報告されています。

副作用1. 感染症のリスクを高める

ステロイドの副作用の一つが感染症のリスクを高めることです。ステロイドの抗炎症作用は、免疫力の作用を抑えて毛包の機能を正常に戻しますが、反面で、ウイルスや細菌などに対する抵抗力を低下させてしまいます。

その結果、感染症にかかりやすくなるなどの副作用が生じる場合もあります。

副作用2. ステロイド糖尿病の発症

大量のステロイドを長期に渡り投与した場合は、インスリンの働きを阻害して血糖値が上昇しやすくなり糖尿病を発症することがあります。

ステロイドが原因の糖尿病は、ステロイド糖尿病と呼ばれて一般的な糖尿病と区別されます。

副作用3. 血圧が高くなる

ステロイドの投与を開始してから数日~数週間を過ぎたころから高血圧の症状がでることもあります。

これは、ステロイドに血液中のナトリウムを増やす性質があることで血圧を高くしてしまうからです。高血圧を発症した場合には、降圧剤の治療が必要になります。

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おわりに

副腎皮質ホルモンの成分を化学合成して作られたステロイドは、抗炎症作用の働きで円形脱毛症に高い効果が期待できる薬です。ところが、ステロイドの使用には副作用の心配もあります。

円形脱毛症の原因である自己免疫疾患の炎症を抑制することは、抵抗力を低下させたり、血圧や血糖値にも影響をあたえたりすることがあります。

しかし、ステロイドの副作用は多くの場合が、長期に渡り多量に使用したことで見られると言われます。ステロイドの使用は主治医と相談しながら安心して使用しましょう。

ハゲ薄毛研究所編集部

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