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円形脱毛症の改善効果にルキソリチニブ?副作用と合わせて紹介

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円形脱毛症の改善効果にルキソリチニブ?副作用と合わせて紹介

円形脱毛症は原因が解明されていない部分も多く、確実な治療法もわかっていません。ストレス性の単発型ならば自然に治ることもありますが、自己免疫疾患を原因とするものは治療によって完治するとは限りません。

そんな中、ルキソリチニブという薬が円形脱毛症に効果があるかもしれないという研究結果が得られました。ルキソリチニブとは一体どのような薬なのでしょうか。

円形脱毛症に対する効果と副作用など、ルキソリチニブについてお伝えいたします。

ルキソリチニブの特徴と円形脱毛症への期待

男性がルキソリチニブについて説明を始めようとしている

円形脱毛症の治療に効果が見られるとして一躍注目されることになったルキソリチニブ。まずはその効果や副作用について見ていきましょう。

骨髄線維症の治療薬

ルキソリチニブは、血液がんの一種である骨髄線維症に対して使われる治療薬です。日本でも2014年、厚生労働省に承認されて使用されるようになりました。

骨髄線維症のほかにも真性多血症の治療薬として2015年に承認されたほか、外国では悪性リンパ腫や乾癬、膵がんなどに対する臨床試験が行われています。

円形脱毛症の治療薬としても期待!

ルキソリチニブは、もともと血液がんの治療に使われていました。それがアメリカのコロンビア大学の研究により、円形脱毛症の治癒にも効果があるのではないかと注目されてきたのです。

円形脱毛症はその原因もさまざまで、特効薬もありません。もしもルキソリチニブが円形脱毛症を治すことができるのなら、多くの人にとって希望の光となることでしょう。

ただし重度の円形脱毛症には期待が薄い

円形脱毛症は症状によっていくつかのタイプに分類されます。一般的によく知られる単発型の円形脱毛症は、既存の治療によって治ることも多いでしょう。

しかし、重症化した多発型や蛇行型、全頭型、汎発型といった円形脱毛症には確実な治療法がありません。そこで、このルキソリチニブに注目が集まっているのです。

円形脱毛症に対するルキソリチニブの影響力

医師と話す男性

円形脱毛症はさまざまな原因によって引き起こされるため、明確な治療法が確立されていません。

ルキソリチニブはどのくらい効果があるのか、円形脱毛症に対する影響を見ていきましょう。

12人中9人に髪が生えたという結果

コロンビア大学の研究チームが行った治験では、中度から重度の円形脱毛症を発症しているっ男性・女性12人にルキソリチニブを投与したところ、9人に髪が生えてきたとあります。そして4ヶ月後、その9人は円形脱毛症がほぼ完治したのだそうです。

12人のうち3人には効果が見られなかったのですが、既存の治療法では完治が難しかった中度から重度の円形脱毛症に対し、これだけの効果があったことは大きな成果と言えるでしょう。

治療薬としての確立には課題も残る

この研究では被験者は12人でした。データとしてはまだまだ数が少ないため、これからさらなる研究を積み重ねていかなければなりません。

また、髪が生えてきた9人中3人は、試験終了後に投薬をやめるとふたたび髪が抜けはじめてきたのです。効果を維持させる方法の確立も、これからの課題と言えるでしょう。

今回の研究ではルキソリチニブは円形脱毛症に対して効果が見られました。これがAGA(男性型脱毛症)などの薄毛にも効果があるのかについても、これからの研究次第となりそうです。

ルキソリチニブには副作用もあるため注意が必要

医師が副作用について説明をしている

円形脱毛症に一定の成果を見せたルキソリチニブですが、副作用があることも知られています。

ここでは、ルキソリチニブの副作用について見ていきましょう。

血小板減少や骨髄抑制といった副作用

ルキソリチニブに発生する重大な副作用としては、血小板減少症や好中球減少症などの骨髄抑制、頭蓋内出血や胃腸出血、進行性多巣性白質脳症といったリスクが挙げられています。

また、帯状疱疹などの免疫に関する副作用や、体重増加などの代謝に関する副作用もあるため、気軽に使える薬ではないようです。

腕や背中にも発毛も見られる

今回の治験により、円形脱毛症を治すだけでなく、腕や背中などにも発毛してしまうことが確認されています。

重大な副作用以外にもこうした発毛に関する副作用があるため、実用されるかどうかはこれからの研究次第と言えるでしょう。

おわりに

以上、ルキソリチニブの円形脱毛症に対する効果と副作用についてご説明いたしました。コロンビア大学で行われた調査では、円形脱毛症を治す効果が見られました。

とはいえ、まだまだ研究段階であることは否めません。円形脱毛症の治療薬として確立されたわけではないのです。

副作用の問題も解決しなければなりません。これまでは血液がんなどの治療に使われていたため、副作用のリスクがあってもルキソリチニブが使用されてきました。しかし、円形脱毛症の治療にこれだけのリスクを負う必要性があるのかという問題もあります。

いずれにしても、ルキソリチニブを円形脱毛症の治療に使う研究は始まったばかりです。治療薬としてのさらなる発展を祈りつつ、円形脱毛症の治療薬として確立されることを期待しましょう。

ハゲ薄毛研究所編集部

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