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発毛剤の効果がある人・ない人の特徴

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発毛剤の効果がある人・ない人の特徴

「発毛剤」の効果を考えるときにも統計上の正規分布をイメージしてみる必要があります。特に個人差が影響するAGA(男性型脱毛症)だとその傾向は避けられません。

上位5%~20%は大きな効果が実感できるかもしれませんが、反対側の20%には「まったく効果がない」と言う結果に終わっても不思議ではないということです。問題はいくつかあるでしょうが、ここでは「遺伝」「体質」「ケアの開始時期」の3点から、ケアをしなければ効果がなかった人も上位5~20%に移る方法を考えてみましょう。

発毛剤効果がある人とない人の特徴を3つのポイントから評価

男性医師が薄毛の男性にアドバイスをしている

3つのポイント「遺伝」「体質」「ケアの開始時期」を考えてみましょう。効果がない人の傾向として、遺伝的に強い影響が避けられない場合、体質的に育毛剤などが効きにくい、最後にケアの開始が遅れた場合が考えられます。

ここでは、医薬部外品という厚生労働省が認めた有効成分を含む市販の多くの育毛剤には、一定の効果が見込めることを前提にしています。

遺伝で強い影響を受けるDHT生成とTGF-βの働き

AGAの直接原因は、5αリダクターゼの作用でDHT(ジヒドロテストステロン)が生成されることにあります。遺伝子検査で「傾向」はわかりますが、絶対に信頼できる検査ではありません。

遺伝の影響を受けるDHT生成、さらに毛乳頭で起こるTGF-β(退行期誘導因子)の働きは有効成分に頼る以外にはどうしようもありません。

育毛剤の効果は、影響が強いか弱いかにも関わってくると考えるべきでしょう。当然、影響が弱い方が発毛剤効果につながりやすいと言えます。

20歳前に額部分がかなり後退し、薄毛が進行している男性は遺伝子の影響が大きいと思われます。高校時代に頭皮が硬くなっている可能性が高いので、柔軟な頭皮を失わないケアを早く始める必要があります。

発毛剤や育毛剤が効きにくい体質

日本の薬局で購入できる発毛剤は、大正製薬のリアップ製品です。ミノキシジル1%と5%製品があります。大正製薬が6か月の期間で行ったミノキシジル5%配合の外用剤塗布実験を見ると、「著明改善」は約10%、「中程度改善」67%に対して、「軽度改善」21%と「不変」2%という結果です。

軽度改善というと期待が膨らみますが、実際には「明確な毛髪成長がみられるが、薄くなった領域をかなり被うということはない」という医師の所見が記されています。つまり、「薄毛が治った」という状態ではないと言えます。

この結果からも、効く人と効かない人の個人差が大きいことがわかります。育毛剤も統計上の傾向として捉えれば同じでしょう。この場合も、柔軟な頭皮を失わないケアを早く開始することが重要であることに違いはありません。

参考サイト:大正製薬

改善効果に差が生まれるケアの開始時期

個人差が異なる条件で比較するだけで、「ケアの開始時期がAGA克服の決め手」だということは言えません。発毛剤が効いた人の共通点がまったく同じだという条件で「ケアを開始するのが5年早かったから克服できた」などというデータはないからです。

結果として、早く始めた人のなかに改善した人がいたということです。しかし、髪の毛がふさふさで頭皮も柔らかな状態でケアを開始する場合と、すでに額が後退していたり前頭葉全体が明らかに薄毛で頭皮も硬く地肌の色も皮膚と同じようになっていたとしたら、どちらが有利でしょうか。

「血流状態」の違いはもちろん、「育毛剤の浸透力」についても柔軟である方が効果は見込めるはずです。また、改善も早いでしょう。

発毛剤が効く人になるためには早くケアを開始すること

男性が薄毛予防のために早くケアをしてくださいと言っている

以上、3つのポイントから評価してほぼ間違いなく言えることは、発毛剤が効く人に共通するのは「早くケアを開始する方が有利」だということです。

発毛剤のリアップは第一類医薬品、市販の多くの育毛剤は医薬部外品なので、それぞれの有効成分に対する「一定の効果」は認められています。そこで、注目したいのが「想定できる頭皮硬直化への対応」と「ケアを継続する覚悟」です。

5αリダクターゼの影響の強さと時期を知る

AGA最大の敵である5αリダクターゼの影響の強さは、家系を見ればよくわかります。父親のハゲが「何歳頃に始まったのか」だけで簡単にわかるのです。20代で始まっていたら、遺伝的に5αリダクターゼの影響が強いと断言できるでしょう。

また40代で始まったのであれば、30代になれば早期ケアを開始すべきです。気が付いたときには、頭皮も薄く硬くなっているケースが多いはずです。ケアが早ければ早いほど、頭皮の経過観察をしながら硬直化を防ぎ、血流阻害は改善できます。

早くケアを開始するためのポイント

20歳代でAGAを発症している人は6%、30歳代は12%、40歳代は32%という数字があります。では、発症する5年前はどうでしょうか。少し気にしていた程度だったかもしれません。5αリダクターゼの影響は目には見えませんから、その結果として起こる頭皮の状態に注目します。

5年後の頭皮の状態「硬直化」にスポットを当てて、「5αリダクターゼの働きの抑制」と「頭皮柔軟化」に効果がある成分を含む育毛剤を選びます。経過観察を続け、6か月ごとに「悪化が見られないか」をしっかり確認する必要があります。

40歳代になると、3人に1人はAGAを発症しています。私の兄弟を観察した結果から見れば、3人に2人はAGAになる可能性が高いと言えます。母親の祖父と自分の父親を見てAGA傾向を知り、その結果と確率を見れば、ほとんどの男性は「リスクが高い」と判断できるはずです。

30年、40年前の育毛剤と現在市販されている発毛剤や育毛剤は、有効成分なども大きく変わってきています。遅く始めるよりも、早く始める方が良いことは明らかです。

危機感がないと続けられない育毛ケア

一方で、実際に症状が出る前に「自分はAGAにならない」と考えることは当然です。結局、切羽詰まって「生える育毛剤を探す」という行動を非難することはできません。

しかも、一度はケアを始めようと決意しても、抜け毛が増えたという症状も出ていない段階であれば、育毛剤を買うよりもレジャーに使う方が良いと考えてしまうことも当然です。

しかし、AGAはある日気付くと症状が進行しており、多くの場合、有効成分だけでは改善が追いつかず抜け毛が止まらないものです。ケアを開始したら、とことん続けること。しかも、頭皮の状態を必ずチェックしながら、変化(悪い方への)に対して早めの対応策を取り続けることが重要です。

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おわりに

発毛剤の効く人と効かない人に見られる特徴をキーワードとして表現すれば「リスク管理」の一言です。話は違いますが、多くの人が「確率的に低い」と言われる死亡保険金付きの終身保険に入ります。

「何かあったら家族が困るから」というのが理由です。AGAであれば、自分が少し悩むだけで家族が困ることもありませんが、特に加速度的に進行する初期の悩みは深刻です。「リスク管理」の目的は、万が一の事態発生を抑え、いざという時にどう対処するか、をあらかじめ想定しておくことです。

祖父母、父親がハゲていて、男兄弟3人いれば3分の2の確率でAGAが発症すると覚悟して、早い段階で頭皮ケアだけでも開始しておくことをおススメします。

ハゲ薄毛研究所編集部

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