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医療用カツラと一般用カツラの違い

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知れば納得!医療用カツラと一般のカツラは何がどう違う?

薄毛を目立たなくする対策として、カツラの購入を考えられる方もいることかと思います。とはいえ、販売されているカツラに目を向けると、医療用カツラに一般用カツラと異なる表現のカツラが取り扱われています。

こちらでは、具体的に医療用カツラに一般用カツラの違いについて説明をいたします。

医療用カツラの特徴と一般のカツラの違い

男性がカツラについて詳しく知りたいと言っている

医療用カツラにはJIS規定が設けられている

大前提として、医療用カツラと一般用カツラの間に明確な用途や機能に関連する違いはありません。特にAGA改善を目的とした利用であればどちらを選んでも問題ありません。

ただ、大きな違いは「医療用カツラにはJIS規定」が設けられているという点です。抗がん剤や放射線治療による脱毛に対して着用することが多い医療用カツラには、見た目とともに頭皮への刺激を考慮した安全性が重要です。

日本毛髪工業協同組合がMed・ウィッグ認証部会を設置して認定している「Med・ウィッグマーク」が安全性を証明する1つの目安となります。

医療用カツラには「Medウィッグマーク」が付いている

利用面から簡単に分けると、医療用カツラには被るタイプが多いと言えます。一般用カツラは、薄毛部分のボリューム感を出すため、部分的に着用するタイプなど商品のバリエーションも多くあります。ファッションや気分転換に着用することもできます。

品質が認められた医療用カツラには部会が認定した「Medウィッグマーク」が付いていますが、一般用カツラには医療用カツラとしての品質を認定するマークはありません。認定マークは申請して厳格な審査に合格した商品の証です。しかし、付いていないから品質に問題があるわけではありません。

医療用カツラはバッチテストに合格している

医療用カツラは、頭皮に直接当たる「ネット部」、分け目部分の地肌として見える「スキンベース部」、さらに「インナーキャップ部(付属品)」という3つの構造をしています。

医療用カツラのJIS規格が制定されたのはごく最近で、平成27年4月20日付けで通商産業省が「JIS S9623(クロフサ)」を制定しています。

その中で、3つの部分のパッチテストによる皮膚刺激指数を規定している点が注目されます。長時間の着用でも皮膚の異常が発生しないことを重視していると言えます。試験は、20人に対して48時間着用後の状態を皮膚科医が判定しています。医療用カツラの特徴は、バッチテストで安全性が確認される品質が求められているため、着用に伴う皮膚トラブルは少ないと考えられます。

このほか、皮膚に接することで起こる発疹などの具体的影響を調べる遊離ホルムアルデヒド試験、さらに耐久性に関わる洗濯堅ろう度や汗堅ろう度も規定しています。

参考資料:経済産業省医療用カツラのJIS規格

医療用カツラ3つのタイプ

医療用カツラにも、「人毛」とともに「人工毛」、さらに「人毛と人工毛を組み合わせた」3つのタイプがあります。髪質は見た目の自然さを左右する大きな要素です。当然、価格が安い人工毛はテカリも見られます。

最近は、新素材を使った人工毛も増え、人毛と形状記憶繊維を組み合わせることで不自然さを解消する医療用カツラも登場しています。

医療用カツラの価格は3万円程度から4~50万円程度が一般的です。価格は、髪質とともに、「手植え・機械植え」という製造工程によって異なっています。

日本毛髪工業協同組合が認定する「Medウィッグマーク」とは?

カツラについて説明をする男性

医療用カツラのJIS規格は、どのような審査で認定されるのか確認しておきましょう。医療用カツラは医療器具ではないので専門店や美容室などで購入できますが、購入の際は「Medウィッグマーク」が付いているかを確認すると良いでしょう。

価格は安いけど粗悪品だった、高価格なので信頼して購入したけれども「Medウィッグマーク」認定マークはなかった、ということにならないよう注意が必要です。

「Medウィッグマーク」から見る一般カツラとの大きな違い

日本毛髪工業協同組合はアートネーチャーやアデランスなど広く知られるカツラメーカーが会員となっている業界団体です。

しかし、「Medウィッグマークは売上向上を目的に、戦略的アイテムとしての認定を目的とするものではない」というのが、厳格な審査によって品質認定を行いマークを付与する日本毛髪工業協同組合のMed・ウィッグ認証部会の見解です。販促目的よりも、高品質のカツラの普及をめざした取り組みであるという意思を表示しています。

同協会への加入者からの申請を受けて試験は指定機関で行いますが、皮膚への影響を重視しています。

見た目も大事ですが、「ネット部」「スキンベース部」「インナーキャップ部(付属品)」の3つの構造部分の皮膚への影響と、耐久性に重点を置いたものと言えます。通気性や、洗うことによる劣化も少なく、全体評価として安心して使い続けられる製品であることが裏付けられています。

Medウィッグマークは、パンフレット、リーフレット、商品タグ、ポスター、ホームページ、名刺への掲載や発信、CSR活動でも使用できるようになっています。消費者の目にも届きやすいので「Med・ウィッグ認証」の有無を確認することで、安心して品質評価ができます。

参考サイト:日本毛髪工業協同組合はMed・ウィッグ認証部会

ファッションカツラやAGAによる薄毛を補うカツラとは目的が別

医療用カツラは、強い薬剤の投与を続けなければならない病気で治療を受けている人たちが多く利用します。医療用カツラを必要とするケースは、2次的要因による脱毛です。治療を前向きに捉える「Quality of life」を実現する大きな役割があります。

ファッションカツラやAGA改善のためのカツラは、コンプレックスから解放されることを目的としています。薄い部分を隠し髪の毛のボリューム感が感じられることで、気分のリフレッシュができます。

見た目の自然さや、安心して使用できるカツラを選び、積極的思考は忘れないようにしましょう。

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おわりに

医療用目的に購入する場合は皮膚への影響も考え、1つの選択基準として「Medウィッグマーク」に注目してカツラを選ぶと良いでしょう。医療用カツラは安全面や耐久性に加え、人工頭皮の工夫などもあり自然に見える製品も低価格で登場しています。

近くにある有名カツラメーカーのサロンはもちろん、美容院でも扱っています。ネットでも低価格で手に入れることができます。女性の薄毛に対応する一般のウィッグは百貨店などでも安価で購入できます。

AGAでも気分転換も兼ねて手軽に購入できるウィッグもあります。予算や症状に応じて、AGA改善のための選択肢が広がっています。医療用カツラも、さまざまなAGA対応策を考えるときの参考となりそうです。

ハゲ薄毛研究所編集部

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