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男性の更年期・EDも薄毛に関係する?

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男性の更年期・EDも薄毛に関係する?

ED(勃起不全)などの身体的影響も出てくる男性の更年期障害は、男性ホルモンの減少によって起こります。一般的に「男性ホルモンの低下」が原因と言われ、「AGAの進行を防ぐことになるから良いのでは」という疑問も残りますが、単純に喜んでばかりはいられません。

血管の健康にも大きく関わるEDと、血流不足が原因とされるAGAの意外な関連とは? まず、更年期障害について簡単に理解したうえで、「更年期障害改善」と「AGA改善」、どちらにも効果的な対応策を考えてみましょう。

40代以降の「やる気の減退」は男性更年期の症状?

医師が説明をしている

男性の更年期障害は、40代以降に始まる男性ホルモンの減少が原因です。やる気の減退や筋力の低下が見られ、肥満とともに心筋梗塞や脳梗塞リスクを高めると言われています。男性ホルモンの減少ということは、EDや性欲減退も起こってきます。

これらの症状は泌尿器科で診断や血液検査を行えば改善することができます。AGAとの関連で問題となるのは、「頻尿」です。この頻尿を中心に考えてみます。

更年期障害の治療と更年期障害から起こる頻尿治療の矛盾

前立腺が肥大すれば、頻尿の症状が起こります。前立腺肥大の原因ははっきりと分かっていないようですが、男性が更年期を迎えるとホルモンバランスの乱れが前立腺を肥大させると言われています。

そのため、男性ホルモンの減少による更年期障害は「男性ホルモン補充法」で治療をします。一方で、肥大した前立腺は「抗男性ホルモン薬」によって治療しています。

男性ホルモンを補充して活力を維持しながら、頻尿の克服のためには男性ホルモンに影響されるDHT(ジヒドロテストステロン)の生成を抑えなければいけないという一見矛盾したような関係が成り立っています。この答えは、遺伝による5αリダクターゼの作用が影響している点にあります。

前立腺肥大症の治療薬はAGA治療薬とまったく同じ

AGA治療に使われるのはフィナステリド錠やディタステリド錠です。どちらも前立腺にある5αリダクターゼの働きを抑える効果があります。プロペシア(フィナステリド)とともに、ザガーロ(ディタステリド)があります。

このザガーロとまったく同じ成分ですが、パッケージが異なるだけの前立腺肥大治療薬がアボルブです。肥大化した前立腺を縮小させるために治療薬としてアロルブが使われているのです。

AGAと更年期障害による前立腺肥大症は、「遺伝による5αリダクターゼの作用を抑える」という同じ作用によって治療効果を生み出しています。

血管の老化がEDとAGA進行の直接原因?

男性医師が更年期勝敗について話をしている

AGA治療に関連して、もう1つ大きなテーマがあります。血管と血流の問題です。更年期障害からも起こるEDは、血管の縮小や老化が1つの原因とされています。AGA治療には「発毛効果」を生むミノキシジルによる血管拡張作用が効果的であることは医学的にも認められています。

血管が老化し、細くなり柔軟性が失われることは、EDとともに発毛効果が失われAGAを進行させる直接原因でもあるのです。そこで、頭皮は「毛細血管」、勃起部分は「細い血管」、心臓や脳は「さらに太い血管」が通っていると考えて、全身の血管の状態を確認しておきましょう。

勃起が正常な人は血管も健康な証拠

医師のコメントでも、勃起が正常な人は血管も健康なケースが多いと言われています。血管の内側をきれいな状態に保つために、一酸化窒素が重要な働きをしています。

テストステロン(男性ホルモン)の減少は一酸化窒素の生産減少につながるため、健康できれいな血管の維持が難しくなります。勃起不全は血管の老化が原因とも言われるのは、このような作用が影響しているためです。

勃起の衰えが心臓や脳への影響につながる

更年期障害の症状として、EDなどとともに「心筋梗塞や脳梗塞リスクが増大する」と言われています。更年期障害によって血管が老化すると、まず動脈が細い部分で勃起不全の症状が始まります。続いて、血管(動脈)が太い心臓や脳に影響が広がると考えられています。

動脈が細い部分の勃起がなくなることは、さらに太い動脈がある心臓や脳の血管の老化につながるということを意味しています。これが、更年期障害によって「心筋梗塞や脳梗塞リスクが高まる」と言われている理由です。

このことは、頭皮にある毛細血管への血流にも関わっています。健康な体を維持することは、毛細血管への血流を促すためにも重要だと言えます。

前立腺肥大症もAGA治療も「5αリダクターゼの働きの抑制」から

更年期障害の男性と医師が話をしている

更年期障害の症状の1つとして、頻尿が挙げられます。頻尿は、膀胱の周りにある前立腺が肥大して尿道が狭くなることから排尿しにくくなり、何度も尿意をもよおし夜中に何度もトイレに行く頻尿という症状になります。

一般的には、1日に8回程度が目安と言われています。この前立腺肥大症とAGA治療薬が同じなのは、なぜでしょうか。関連を見てみましょう。

前立腺肥大症とAGA治療効果を生み出す5αリダクターゼの抑制

AGA治療の基本は、「血管拡張」と「5αリダクターゼの働きの抑制」の2つです。血管拡張のための主成分はミノキシジルで、高血圧治療の副作用として多毛症が見られたことから治療薬として使われるようになりました。もう1つが、前立腺肥大症とAGA治療効果を生み出すポイントです。

AGA治療薬として知られるフェナステリド(プロペシアなど)やディタステリド(ザガーロなど)は、「5αリダクターゼの働きを抑制する効果」がある前立腺肥大薬から生まれたものです。5αリダクターゼ(Ⅱ型)は、前立腺とともに、前頭部と頭頂部に存在しています。

前立腺肥大症とAGAの治療は、前立腺とともに、前頭葉や後頭部に多く存在する5αリダクターゼ(Ⅱ型)の作用を抑えることから生み出すという考え方に基づいています。

これらの薬品は個人輸入でも購入できますが、自己判断は危険です。更年期障害の治療とAGA治療が深刻な場合は、専門医に相談して薬の量や食事療法の指導を受けることが重要です。

アボルブとザガーロは同じディタステリド錠剤

具体的に、治療薬を例に紹介してみましょう。5αリダクターゼの働きを抑制するAGA治療薬として注目されているザガーロは「5αリダクターゼⅠ型Ⅱ型阻害薬」です。

ザガーロはイギリスのグラクソ・スミスクライン社が製造販売するAGA治療薬ですが、まったく同じ成分でパッケージを変えただけのディタステリド錠「アボルブ」を販売しています。

アボルブは前立腺治療薬として保険適用の医薬品です。ただし、AGA治療に使用する場合は保険の適用は受けません。同じ医薬品でも名称が異なり、治療目的によって区分されています。

おわりに

更年期障害の改善には、本来男性が持つ競争心や闘争心をかきたてるスポーツや運動を取り入れることが良いと言われています。こうした気持ちの切り替えができないほど「うつ状態」を自覚するようになったら、必ず泌尿器科などで診断を受けるようにしましょう。

男性の更年期障害から生じる前立腺肥大症とAGAは、遺伝で受け継いだ5αリダクターゼという酵素の働きが影響しています。5αリダクターゼ阻害薬の安易な服用や、血管の老化などが進行していると血管拡張剤のミノキシジルによる安易なAGA自宅治療はリスクを考える必要があります。

更年期障害を伴う中高年のAGAや薄毛の治療は、医師と相談しながら進めることが重要だと言えます。

ハゲ薄毛研究所編集部

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