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円形脱毛症の局所注射に期待できる効果と副作用

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円形脱毛症の局所注射に期待できる効果と副作用

円形脱毛症は、AGA(男性型脱毛症)とは原因が異なります。「抗炎症」「免疫抑制」を持つステロイド治療が基本ですが、発症期間や脱毛部分の大きさによって治療方法に違いがあります。局所注射治療による改善効果は高いと言えますが、一方で副作用も指摘されています。

局所注射による治療は円形脱毛の面積が小さい場合に限られ、発症が見られたらできるだけ早く脱毛部分が小さなうちに専門医の治療を受ける必要があります。ここでは、局所注射を中心に円形脱毛症治療法とステロイドの副作用を考えます。

円形脱毛症治療で行われる局所注射とは

局所注射は、特に重症の円形脱毛症の改善効果が高いと言われている治療法です。しかし、万能の治療法ではありません。原因や症状も異なるため、実際には皮膚科医師など専門医が治療方針を決定します。

日本皮膚科学会のホームページを参考に、治療のキーワードである「始まってからの期間」「脱毛面積」から要約して紹介します。

脱毛の範囲が小さく、症状が長引いた場合に行われる治療

「初期」「小範囲」の段階は、ステロイドなどの外用療法とグリチルリチンなどの内服療法です。同じ「小範囲」でも、経過が長引いたときにステロイド局所注射が行われます。

脱毛した部分に、高濃度のステロイドを注射する治療法です。

痛みを伴ったり、治療部分だけ毛髪が再生することから広範囲の治療には適していません。子どもには成長障害を起こすリスクがあるため使えない治療法です。

6か月以上経過し範囲が広い場合は局所免疫療法

「6か月以上経過」し「広範囲」の円形脱毛症は、局所免疫療法による治療が行われます。かぶれを起こす特殊な薬品を塗布する治療を繰り返し、免疫力を高めながら改善する治療です。有効な円形脱毛症治療法とされており、小児の治療法としても行われています。

参考:日本皮膚科学会Q&A

解明されていない円形脱毛症の原因

注射器

小さな範囲の円形脱毛症治療に「局所注射」が有効であることは分かりました。基本に戻って、円形脱毛症の原因について確認しておきましょう。

原因ははっきりわかっていませんが、一般的には「自己免疫疾患」と考えられています。リンパ球が毛根部分の細胞を異物と判断して攻撃、髪の毛を生み出す細胞が正常に働かなくなることかr脱毛の症状が表れると言われています。

円形脱毛症の原因と治療法

円形脱王症の原因は「自己免疫疾患」とともに、「アトピー素因」や「精神的ストレスの影響」も挙げられています。ストレスによって交感神経が活発化しますが、長く続くと異状を起こし血管収縮によって頭皮の血流不足が起こり、栄養も不足して脱毛へとつながっていきます。

途中経過を見るとAGA(男性型脱毛症)と同じ原因のようですが、基本は免疫疾患と重なります。ストレスは自己免疫疾患や内分泌異状を伴うため、「ストレスだから円形脱毛症になった」という自己判断による自己治療は治療の遅れを招く危険性が高いと考えられます。

中国や欧米での調査から「遺伝」に深く関わっている可能性が高いこともわかっています。女性は、出産後に起こる女性ホルモンの減少も原因となることがあります。医師の診断と治療が欠かせません

局所注射で使われるステロイドって何?

外用療法や局所注射で使われるステロイドは、炎症を抑え、免疫抑制作用のある薬です。円形脱毛症の治療以外にも、皮膚炎やアトピー、気管支喘息患者に処方されています。

身近な例では、虫に刺されたときの塗り薬があり、特にアトピー性皮膚炎の治療薬として知られ、リウマチの対処療法の薬としても使われています。

広く使われていますが、副作用のリスクもあるので安易な使用は危険です。必ず、医師の診断と処方の下で使う薬です。

局所注射の体への負担と副作用

頭皮に注射をしている

円形脱毛症はAGAとして育毛剤を使うだけ治療することは考えず、皮膚科医師の治療を受けることが基本です。

6か月以上経過しても、脱毛範囲が小さければステロイド局所注射による治療は有効です。一方、副作用やリスクについても理解しておきましょう。

ステロイド局所注射の3つの問題点

日本皮膚科学会はホームページ上に、ステロイド局所注射の問題点を挙げています。「治療時の痛み」「治療箇所のへこみ」「注射部分だけ髪の毛が再生する」の3つです。また、長期間の使用や子どもが使用できないなど、治療を阻む問題点もあります。

参考:日本皮膚科学会Q&A

ステロイド治療の副作用

日本皮膚科学会ホームページでも触れていますが、ステロイドの長期使用は糖尿病や高血圧のリスクがあります。

また、ステロイドは免疫を抑えるため感染症にかかりやすくなることもあります。途中で使用を止めることも問題があります。ステロイドによる治療効果は高いとされていますが、外用薬の濃度や塗り方、そして効果を確かめながら使っていく必要があります。

円形脱毛症の症状が出たら、できるだけ早く医師の診察を受け、治療を開始することが重要です。

おわりに

円形脱毛症は、子どもにも大人の女性にも症状が表れます。体力が落ちたりストレスが重なることが、起因要素となることも否定できません。

しかし、「自己免疫疾患」であることを頭に置いて早く医師に相談して対応することが重症化させないためには重要です。

円形脱毛症の症状が少しでも見られたら、悩む前に皮膚科専門医の治療を受けることを考えましょう。

ハゲ薄毛研究所編集部

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