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昆布やわかめといった海藻は髪の毛におすすめ?

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昆布やわかめといった海藻は髪の毛におすすめ?

AGA(男性型脱毛症)に悩む人なら「昆布やわかめを食べると髪の毛が生える」という言い伝えを聞いたことがあるはずです。最近の研究で「関連がない」と断言することはできないようですが、「海藻類を食べると髪の毛が生える!」という言い方は正しくはないようです。ただし、栄養素としての海藻類は髪の毛の成長に必要な亜鉛を含むことから、「健康な髪の毛を維持する」目的で摂取することは食事バランスの面から正しい選択肢です。栄養面と、DHT(ジヒドロテストステロン)抑制の2つの面から海藻の効果を見てみましょう。

「遺伝のチカラ」VS「生えるチカラ」

AGA(男性型脱毛症)の原因の1つとして、遺伝が大きく関わっていることが分かっています。5αリダクターゼがテストステロン(男性ホルモン)と結びつきDHTが生成され、脱毛指令につながるというのがAGA進行のメカニズムです。わかめや昆布に期待される「生えるチカラ」は、この「遺伝のチカラ」を上回るような効果は期待できないようです。

過大な期待が寄せられる3つの理由とは

昆布やわかめなどの海藻類が「育毛に良い」と期待される理由は、「昔からの言い伝え」「栄養分のミネラルが豊富である」、そして「DHT抑制成分の1つが海藻の抽出液である」の3点です。海藻から作られるDHT抑制成分の代表例が、ミツイシコンブから抽出する「M-34」という新たに開発された成分です。注目の成分としてネット販売の育毛剤に配合されています。日本人1,000万人以上がAGAの悩みを持つと言われる一方で、「特効薬」がないことから、効果に対する期待感が拡散することは自然の流れでしょう。しかし、遺伝によるAGA進行の悪影響は衰えることはなく、髪の毛が生える海藻類のチカラ以上に遺伝の悪い影響を脈々と受け継いでいることになります。

緩やかな改善効果は見込めるが劇的改善効果には疑問が?

「M-34」というAGA改善に有効とされる成分は、「医薬部外品」の育毛剤に配合されています。通常、DHTを抑える医薬品「プロペシア」や「ザガーロ」などは血中のDHT量を半分に抑える効果が見込めます。

「M-34」は医薬品でないためDHT量の測定データはありませんが、医薬部外品には医薬品以上の効果はないことから、「M-34」による効果は緩やかで限定的だと考えられます。海藻類に由来する成分は、AGA改善にはつながっても「DHTを減らし」「細胞の新陳代謝を生み出す」といった、劇的な効果が期待できるわけではありません。一方、海藻類に含まれる栄養素、特に亜鉛は髪の毛に含まれるケラチンの形成に欠かせない成分で、頭皮の保湿効果や髪の毛を育てるために必要な栄養素を含んでいることは確かです。

海藻に含まれる栄養素はどんな役割を担うの?

わかめ 育毛効果 疑問

AGAに悩む男性が多い原因の1つとして、「遺伝の影響」とともに「生活習慣」が挙げられています。食事と睡眠やストレスなどの影響です。直接的な原因は「遺伝」、間接的な要因は「生活習慣」と言うことができます。乱れがちな食生活や生活習慣から受ける体のダメージを緩和するケアが、AGAの克服に欠かせないことも事実です。そして、海藻に含まれる栄養素は体質が悪化する流れを食い止める効果が期待できます。海藻類は「体調を整える」観点から、体が求める栄養素だと言うことができます。

体調を整えるために必要となる海藻類

昆布やわかめなど海藻類に含まれる栄養素は、亜鉛やカルシウム、カリウム、リンなどのミネラルを多く含んでいます。また、ビタミンやタンパク質を多く含んでいます。髪の毛は「ケラチン」というタンパク質でできていますが、ケラチンの形成に欠かせないのが亜鉛です。ミネラルは体全体の新陳代謝や健康な頭皮を維持する役割を担っています。

さらに、海藻類は食物繊維を多く含む点もポイントです。食物繊維は腸内の環境を整えて栄養分の吸収を助けるとともに血中コレステロールを低下させるなど血流効果も期待できます。体調を整えるために、海藻類はぜひ食事に採り入れたい食材であることは間違いなさそうです。

AGA対策で考えるならサプリメントの方が効果的

薄毛対策に海藻類を食べると良い」という話は、間違いではありません。しかし、食べ物で摂った栄養素がそのまま「AGA治療」につながるわけではありません。AGA改善のための栄養素として考えるのであれば、成分を凝縮させたサプリメントの方が効果はあるでしょう。

亜鉛、カプサイシンやイソフラボン、ノコギリヤシ、L-リジン、アルギニンなど多くのAGA対策向けサプリメントがあります。海藻類は、あくまでも体調を整えるための食事メニューの中でバランスを考えて積極的に摂ることを意識すると良いでしょう。

おわりに

結論から言えば、海藻を食べることによる「目に見えるAGA改善効果は期待しない方が良い」ということになります。対策はAGA治療、育毛剤によるケア、不足する栄養分や発毛促進成分はサプリメントで摂る方が効果的です。昆布やわかめは、メニューの一品としてサラダや酢の物を加えたり、さらにカップ麺を食べるときにも少量の海藻類を加えるといった工夫ができます。海藻類に過大なAGA改善効果を期待するのではなく、栄養バランスを整える1つの食材として意識しておけば、意識しなくても生活のなかで髪の毛や頭皮に良い栄養分を自然に摂ることができます。

ハゲ薄毛研究所編集部

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