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「マイクログラフト植毛」のメリット・デメリット

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「マイクログラフト植毛」のメリット・デメリット

自毛植毛にはメスを使って移植する髪の毛を頭皮ごと採取する手術とともに、最近は1つの毛根の範囲まで小さな「毛包単位」で採取して薄毛や脱毛部分に植える植毛手術が広まっています。主な自毛植毛の種類は複数あり「手術の身体的負担」「採取部分のキズ跡」「移植部分のデザイン」「定着率」「手術費用」などに差が出ます。ここでは技術の進歩とともに広まってきた「マイクログラフト植毛」について確認するとともに、メリットやデメリットについて考えてみます。

採取と移植にメスを使う移植手術と使わない植毛手術

自毛植毛は、「採取」と「移植」の2つの手術で成り立ちます。手術法は大きく分けて2種類あります。1つは、移植に必要な大きさのドナーを後頭部から切り取り、グラフト(株)に分けて移植部分に移す手術です。もう1つは、毛包を含む小さなグラフトに分けて採取し、さらに小さなグラフトに分けて植毛する方法です。

1つのグラフトの髪の毛は1本ではなく、数本以上のまとまった状態の単位です。

自毛植毛の主流FUT法とFUE法

簡単に言えば、後頭部などハゲない部分から移植に必要な大きさを長方形に切除して、ハゲた部分に移植する手術です。代表的なFUT法は「フォリキュラー・ユニット・トランスプラテーション」の頭文字で、「毛包単位の移植」という意味です。多くの植毛手術として行われています。一定の広さのドナー(毛髪)を採取して株分けしてピンセットなど専用器具で移植する方法で、定着率が90%以上と高く、手術時間や料金が抑えられるメリットもあります。

同じように知られるFUE法は「フォリキュラー・ユニット・エクストラクション」の頭文字で、「毛包単位の抽出」という意味があります。パンチを使って毛髪を採取し、薄毛部分に植毛します。
FUT法に比べて傷痕は目立ちませんが、細かい作業のため時間と費用が高くなります。また、採取時に髪の毛の根元が切断されることもあり、定着率がやや劣ると言われています。

マイクログラフト植毛はさらに小さく採取して細かく植毛

移植する髪の毛を採取する方法には、皮膚単位、直径単位、毛包単位、毛根単位があります。FUT法は皮膚単位の採取ですが、大きな株のまま移植すれば髪の毛の密度や生える方向など不自然になってしまいます。しかし、株が小さいほど作業が大変になります。

直径単位で採取していたパンチグラフト植毛から、マイクロミニ植毛へと採取部分の直径は小さくなり、直径1ミリ程度の円形メスで採取して植毛するようになったのがマイクログラフト植毛です。
1ミリ単位の株(グラフト)でも、複数個の毛包が含まれています。そのまま移植したり、さらに小分けにしたりする場合もあります。

マイクログラフト植毛のメリットとデメリット

看護師 比較

自毛植毛の評価は、「手術の身体的負担」「採取部分のキズ跡」「移植部分のデザイン」「定着率」「手術費用」などで考えることができます。痛みがなく、手術費用も安く、自然な仕上がりでAGAの悩みが改善されることが理想です。上記5つのポイントから、メリットとデメリットを考えてみましょう。

メリットは負担が少なく自然な仕上がりが期待できる点

自毛植毛のなかで手術時や手術後の身体的負担が大きくなるのは、メスによる手術です。マイクログラフト植毛は1ミリ程度の小さな円形メスを使い毛包単位で採取し、ニードル(専用の針)を使って植毛します。メスによる手術と比較すると身体への負担は少なく、採取部分も移植部分も傷が小さいため回復時間も短くてすみます。株が小分けされているため、髪の毛と髪の毛の隙間が目立たなくすることができます。

例えば、マイクログラフト法より前のパンチグラフト植毛は、採取するグラフトの髪の毛が10本程度ありました。並べて移植すると、10本と10本の間に不自然なスキマができてしまいます。このスキマに毛包はないので、髪の毛が生えて自然に埋まることはありません。マイクログラフト法は、1つの株の髪の毛を1本から3本程度と細かく分けることができます。
密度を高めたり平均的に移植したり髪の毛の生える方向を考えて移植するなど、細かな調整が可能なことから、不自然さの解消につながっています

デメリットは高度な技術と時間が必要なので割高になる

結論からいえば、「医師の技量」によって結果に違いが出やすい手術法だと言えます。手術法も浸透し器具も進化していますが、「最少単位(毛包単位とほぼ同じ)で採取」する作業と、「株ごとに分けてニードルを使って植える」という細かい作業を伴います。場合によっては、看護師の補助も必要です。手術費用はクリニックによって大きく違います。
また、基本治療料金とともに採取と移植する大きさによって変わります。一概に言えませんが、目安は100万円程度といわれています。技術や器具が進化し定着率も高くなってきましたが、AGA専門クリニックごとに差異があるため確認が必要です。相談するAGAクリニックを選ぶ前に、マイクログラフト植毛の可否や費用、定着率などをホームページであらかじめ確認する必要があります。

おわりに

定着率という観点から、メスを使う「FUT法」が自毛植毛の主流です。現在、日帰り手術も可能となるなど体への負担は軽減しています。器具も進化することによって新たな植毛技術も進化を続けていますが、マイクログラフト植毛法も症例によっては完璧なAGA治療法ではありません。自毛植毛は、採取技術と植毛技術の2つを合わせた高い技量が求められます。自毛植毛が広く知られるようになり多くのクリニックが登場していますが、手術実績が豊富で信頼できる医師やクリニックを選ぶことが重要です。

ハゲ薄毛研究所編集部

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