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産後(分娩後)脱毛症でみられがちな特徴と改善策

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産後(分娩後)脱毛症でみられがちな特徴と改善策
出産後は髪が大量に抜け落ちて、薄毛に悩む方がたくさんいます。この症状は、産後脱毛症や分娩(ぶんべん)後脱毛症と呼ばれるものですが、一時的な体の変化であり、通常の抜け毛とは原因が違います。ここでは、産後脱毛症の特徴と髪が抜ける原因について、詳しく解説しています。
産後の薄毛の改善策もご紹介していますので、ぜひチェックしてお試しください。

産後脱毛症とはどんなもの?

「産後脱毛症」とは、出産直後から産後2カ月くらいの時期に、髪が細くなり大量に抜け落ちてしまう脱毛症のことです。産後脱毛症は産後の女性に多く見られる症状であり、分娩(ぶんべん)後脱毛症や産後脱毛症とも呼ばれる珍しい症状ではありません。しかし、ブラッシングやシャンプーでごっそり髪が抜けたり、朝起きると枕に大量の抜け毛がついていたりすると、不安になり薄毛に悩む女性は多いです。また、産後脱毛症の症状には個人差があり、毛髪だけでなく体毛が薄くなることもあります。

産後脱毛症は自然に治まる脱毛症

大量の髪が抜けてしまう産後脱毛症は、産後の体に表われる正常な変化ですので、心配する必要はありません。通常は産後半年~1年ほどで、自然に髪の量が戻るといわれています。

産後脱毛症が起こる4つの原因

産後脱毛症は、産後の女性のほとんどが経験している自然現象です。出産後はいくつかの原因が重なることで脱毛症が起こります。

原因1. 女性ホルモンの減少で髪が抜ける

産後脱毛症の一番の原因は、女性ホルモンの減少です。妊娠中の女性の体は、妊娠の維持と出産の準備のために、大量の女性ホルモンが分泌されています。ところが、無事に出産を終えると女性ホルモンは妊娠前の状態に戻るため、急激に減少してしまいます。女性ホルモンの中でも、髪の新陳代謝を助けて寿命を延ばす働きのあるエストロゲンが減少すると、それまでエストロゲンの作用で頭皮にとどまっていた髪がまとめて抜け落ち、産後脱毛症を引き起こします。
女性ホルモンの減少で抜け毛が起こる時期は、出産後2~3カ月してから現れることが多いです。

原因2. ストレスが原因で頭皮の血流障害が起こる

出産後は、体が本来の調子を取り戻すことをまつ時間もなく、赤ちゃん中心の生活が始まります。産後の女性は育児と家事に忙しく、環境の変化から精神的・肉体的にストレスを感じやすい環境といえます。ストレスがたまると、自律神経の交感神経が優位になることで血管収縮が起こり血流悪化を招きます。頭皮の血行不良は、髪が成長するために必要な栄養と酸素を毛根へ届けることができなくなり、薄毛を引き起こすことにつながります。

原因3. 体の栄養不足で髪が育たない

出産後に授乳が始まると、母体は栄養不足になりがちです。食事で摂取した栄養は、生命に関わることから優先的に使われるため、髪に必要な栄養は後回しにされて抜け毛が増えてしまいます。
さらに、育児の忙しさから偏った食生活になりやすいことも、抜け毛を増やして髪が薄くなる原因の一つです。

原因4. 睡眠不足が原因でホルモンバランスが乱れる

産後間もない赤ちゃんは、一度に飲める母乳の量が少ないため2~3時間おきの授乳が必要です。そのため、育児にかかりっきりでまとまった睡眠をとることが難しく、睡眠不足によるホルモンバランスの乱れや皮脂の分泌量が増えることで、髪が正常に育つことができず抜け毛が増えることもあります。

産後脱毛症を改善する4つの対策法

産後 脱毛症 対策
産後脱毛症は一時的なものですので、時間が経過して女性ホルモンのバランスが戻ると、通常は自然に治っていきます。ただし、抜け毛を気にしてストレスを増やすと、それが原因で症状を悪化させるケースもありますので、あまり悩まず乗りきることも大切です。産後の薄毛は誰にでも起こることだと認識したうえで、身近なことから対策を始めましょう。

対策法1. 生活習慣を見直して髪の成長を助ける

赤ちゃん中心の生活は、睡眠不足で体と心のストレスがたまりやすく、食事も簡単に済ましてしまうことがあると思います。産後は大変な時期ですが、一人で抱え込まずにパートナーや周囲の人と協力しながら、睡眠不足とストレスの解消を行い、栄養バランスのとれた食事を心がけることが髪の成長を助けます。

対策法2. イソフラボンを摂取してホルモンバランスを整える

大豆製品に含まれるイソフラボンは、産後に激減するエストロゲンと似た働きがある成分です。そのため、産後にイソフラボンを意識して摂取すると、エストロゲンの代わりに髪の成長を助ける効果が期待できます。大豆が使用されている納豆、みそ、高野豆腐などはおすすめの食材です。

対策法3. 女性専用の育毛剤を使用する

産後脱毛症の改善には、育毛剤を使用する方法もあります。ただし、一般的な育毛剤は産後のデリケートな頭皮には刺激が強く、母乳への影響もあるためおすすめできません。
育毛剤を選ぶときは、無添加で授乳中も安心して使える女性専用の商品を選びましょう。

対策法4. ヘアスタイルを工夫して薄毛を目立たなくさせる

産後脱毛症は一過性の症状ですので、伸びかけの髪が気にならないように短くカットしたり、帽子などのアイテムを工夫したりして、乗り切ることも対策法になります。ただし、髪を強く引っ張るヘアスタイルや頭皮が蒸れる帽子などは、抜け毛の原因につながるため、頭皮に負担がかからないヘアスタイルにすることがポイントです。

おわりに

今回は、産後の女性に見られる産後脱毛症の特徴と改善策についてご紹介してきました。産後の薄毛に悩む女性は多いですが、産後脱毛症は女性ホルモンの減少などによる一過性の症状ですので、心配する必要はありません。しかし、自然に治るとわかっていても、薄毛を気にしてストレスを感じ、それが原因で抜け毛を増やしてしまうこともあるため注意が必要です。
あまり気にせず、できることから改善していきましょう。

ハゲ薄毛研究所編集部

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