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「更年期」の女性に見られがちな薄毛の特徴と3つの改善方法

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「更年期」の女性に見られがちな薄毛の特徴と改善方法

更年期になると薄毛が気になりだす女性は多いです。更年期は発症時期や症状に個人差がありますが、40代を迎えた女性の体内では様々な変化が生じてくるのです。毛髪もまた更年期の影響で変化してきます。
ここでは、更年期に見られる薄毛の特徴と原因、改善方法をご紹介。今日から始められるヘアケアで気になる薄毛を改善しましょう。

女性に見られる更年期と薄毛の関係

日本の女性の約10人に1人が薄毛に悩んでいるといわれます。年代で見ると薄毛に悩む女性の約8割が40代で急増していますが、これは更年期による毛髪の変化が関係しています。更年期に見られる体の変化は、髪の毛の成長を抑制してしまいます。

更年期とは閉経をはさんだ前後の10年間

更年期とは、閉経の前後を合わせた約10年の期間をいいます。日本人の閉経年齢の平均は50歳といわれますので、一般的には45~55歳が更年期になりますが、これは目安であり個人差はあります。

更年期の大きな特徴は、卵巣の機能が低下して女性ホルモンの量が減少することです。卵巣で作られる女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)があります。女性ホルモンの減少は、肩こり、腰痛、疲労感、イライラなど体と精神に不調を招くことになります。

女性更年期で薄毛になる原因

女性が泣いている

更年期と薄毛の関係をここまででおさえていただきました。それでは、具体的にどうして女性が更年期を迎えると薄毛になるのか、具体的な理由を確認していきましょう。

女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が減少するから

更年期の薄毛の原因は、エストロゲンの減少です。エストロゲンは、妊娠をするために体も準備をするホルモンですが、髪の成長にも大きく関わっています。

エストロゲンの作用で維持されてきた髪の健康は、更年期を境にバランスが崩れて、成長が悪く寿命が短い抜け毛を増やします。エストロゲンには毛髪以外にも様々な役割があるホルモンです。

【エストロゲンの作用】

  • 自律神経を安定させる
  • 肌と髪を健康な状態に保つ
  • 丈夫な骨を作る
  • 記憶力を高める
  • 乳房と子宮を成長させる
  • 膣内分泌液を分泌する
  • 脳梗塞と心筋梗塞の予防

自律神経が乱れるから

更年期を迎えると、自律神経のバランスが乱れて薄毛を招きます。自律神経とは、体温調節や血圧の安定、消化運動をコントロールする重要な神経です。更年期障害によるイライラ感やストレスは、体が興奮した状態になり血管の収縮と筋肉への血流を増やしてしまいます。

そのため、髪の毛に必要な血液と酸素が運ばれず抜け毛を増やしてしまいます。月経周期と自律神経は、ともに脳幹部でコントロールされていることから、更年期と自律神経は互いに影響を与えてしまいます。

更年期の女性に見られる薄毛の特徴

女性が寝ている

更年期は閉経前後の期間をいいますので、薄毛に気づく時期も個人差があります。平均の閉経時期は50歳ですが、早い人では40代前半、閉経が遅い人で50代後半と非常に幅があり、いつの間にか髪の量が減ってしまったと感じる人も多いです。

全体的に髪の毛が薄くなる

更年期の薄毛の特徴は、部分的な薄毛ではなく全体的に髪の量が減ることです。髪の毛は、毛穴の中の毛球部で毛母細胞が細胞分裂をして髪を生み出しています。女性ホルモンのエストロゲンは、毛母細胞を刺激して髪の成長を促す作用がありますので、エストロゲンの減少は髪が成長する期間を短くして抜け毛が増えます。

さらに新しい髪が生えてこない休止期の毛根を増やすことになりますが、この症状は徐々に進行してきますので、初期の段階では本人も気づきにくいです。

毛髪にコシがなくなる

更年期になると、髪のハリやコシがなくなることも薄毛を際立たせてしまいます。髪のハリとは強度のことをいい、コシは弾力を指します。ハリとコシがなくなった髪の毛は、分け目やつむじがぺしゃんこになりやすく、ドライヤーでセットをしてもボリュームを出しづらいです。

髪の毛の太さは一般的に、剛毛で約0.1mm、ねこっ毛で約0.05mmといわれます。30代を過ぎたころから毛母細胞の機能低下で髪の毛は細くなってきますが、更年期によるエストロゲンの減少や自律神経の乱れで、さらにボリュームを失ってしまいます

更年期の薄毛と、びまん性脱毛症との違い

更年期の薄毛と似た症状に、びまん性脱毛症があります。びまん性脱毛症とは、別名を女性男性型脱毛症(FAGA)と呼ばれる女性に多い脱毛症です。症状は更年期の薄毛と同じく、全体的に髪の量が減りボリュームが失われていきます。

びまん性脱毛症と更年期の薄毛の違いは、びまん性脱毛症の場合は、ダイエットなどの栄養不足で若い人でも発症することです。しかし、女性ホルモンや自律神経の影響など共通する原因もあることから、更年期の薄毛はびまん性脱毛症へ移行することもあります。

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女性更年期に見られる薄毛を改善する3つの改善方法

改善方法をアドバイスする女性

更年期の薄毛を改善する方法には、食生活や運動など生活習慣の見直しが重要です。更年期は女性の体にとって大きな変化が現れるデリケートな時期ですので、ストレスを増やさないように無理のない範囲で髪のケアも行いましょう。

方法1. イソフラボンを含む食事でエストロゲンをサポート

薄毛の改善には、イソフラボンを含む豆類を食べることが効果的です。イソフラボンとは、豆類の胚芽(はいが)に含まれるポリフェノールの一種。

イソフラボンには、エストロゲンと似た働きをする性質があり、食事からイソフラボンが体内に入ると、腸で分解されてイソフラボンアグリコンに変化し、更年期で減ったエストロゲンに代わって髪の成長を助けてくれます。イソフラボンを含む食品には、納豆、味噌、ひよこ豆、ピーナッツなどがあります。

方法2. ウォーキングなどの有酸素運動をする

ウォーキングやジョギングなど、呼吸で酸素を体内に多く取り入れる有酸素有働は、更年期の薄毛改善につながります。有酸素運動は、血流を改善して髪の毛の成長に必要な血液と栄養を毛根に運んでくれるのです。

さらに、有酸素運動をすることで、精神安定作用のあるセロトニンの量を増やすことができます。更年期は体調不良が原因で、憂鬱な気分やストレスを溜めやすいですので、セロトニンの働きでストレスが解消すると自律神経も整い髪の成長が改善してきます。

方法3. 頭皮をマッサージして抜け毛を防ぐ

更年期の薄毛改善方法に頭皮のマッサージが効果的です。頭皮のマッサージを行うと、血行が良くなり、髪に栄養を送るとともに新陳代謝を高めて古い細胞と新しい細胞を入れ替える再生作用が強くなります

マッサージの方法は、頭皮の血液の流れに合わせて、頭の下から上に向けて指を移動していくことが基本です。このとき、後ろ首の左右の付け根にあるツボの風池(ふうち)と頭頂部の百会(ひゃくえ)、耳の上で押すと気持ちよく感じる角孫(かくそん)などのツボを押すとマッサージ効果が高まります。

おわりに

今回は、更年期と薄毛の関係を見てきました。更年期は発症時期や症状に個人差はありますが、女性なら誰もが迎えるものです。40代を過ぎると多くの女性が薄毛に悩んでいますが、更年期の薄毛は、早めにケアを始めれば改善が期待できます。

薄毛を気にし過ぎてストレスを増やすことは、症状の悪化を招きますので、あまり神経質にならないように注意して、食生活の改善や運動など身近なケアから始めてみましょう。

ハゲ薄毛研究所編集部

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