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AGAならミノキシジル?超メジャー育毛成分を分析してみた

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有名な「ミノキシジル」の成分・効果・副作用

AGA治療をはじめ、薄毛ハゲに悩む人が一度は聞いたことがあるであろう成分がこのミノキシジルです。この記事を初めて読んで知った方も、ご自身が使うかどうかは別としてあらゆるところで出てくる名前なので知っておいて損はありません。
今でこそ育毛剤の成分として誰もが知るところですが、1960年代に現ファイザーが開発したミノキシジルは、高血圧の経口薬として用いられていました。それがなぜ育毛剤の成分として使われるようになったかというと、髪を育成する効果があることがわかったから、というところにあります。もっとも当時の臨床試験において多毛症を発症したとする副作用の報告から始まっており、能動的な現象でなかったところが面白いところかもしれません。このことを発端に飲み薬として使われていたミノキシジルは、塗り薬としての研究が進み、今の形になったと言われています。

ミノキシジルの成分について

先述にもありますが、薬物データベースDrugBankでもミノキシジルは「末梢抵抗を減少させ、血圧を低下させる強力な直作用型末梢血管拡張剤(血管拡張剤)」ということが明記されています。

A potent direct-acting peripheral vasodilator (vasodilator agents) that reduces peripheral resistance and produces a fall in blood pressure.

出典:DrugBank – Minoxidil Description原文

ストローに例えると、細いストロー口だと水の勢いは強くなりますが、太いものだと流量が増え圧力が下がる、ということは想像がつくと思います。つまり血流がよくなり、結果として細胞へ栄養などを行き渡らせやすくなる、とも考えることができます。それはもちろん頭髪の組織を構成する、頭皮から毛乳頭細胞、毛母細胞の活性化につながることは想像に難くないかと思います。
その副作用(この場合、副産物と言っていいかもしれませんが)によって、毛が生えることが確認され、育毛剤としても利用されるようになりました。

医薬品としての認可

海外では1980年初頭に「ロゲイン」という名前で育毛剤としてミノキシジルが利用され始めましたが、日本においてはその約20年後、1999年に初めて外用発毛医薬品として正式な認可を受けました。こちらも皆さんがよく聞いたことのある名前かもしれませんが、大正製薬の「リアップ」がそれにあたります。当初はミノキシジル1%含有のものが発売されましたが、その後「リアップX5プラス」として5%含有のものが製品化されています。
海外ではミノキシジル15%含有のものが販売されていますが、こちらは日本国内において医薬品として認められていません。現在のところ含有率によって効果に変動があることが立証されておらず、いたずらにミノキシジルを増やしたからと言って、必ず効果があるとは言い切れないと言われています。厚生労働省は一定の効果が認められないものを、医薬品として認めるためにはいかないので、しばらくは認可が下りないものと推察されます。

ミノキシジルの効能メカニズム

一辺倒に髪の毛が抜けると言っても、実を言うと抜毛には二つのメカニズムが作用しています。
一つは5αリダクターゼ。男性ホルモンであるテストステロンをジヒドロテストステロンに変換する酵素ですが、この酵素が原因で正常な発毛サイクルを狂わせるというもの。もう一つは血管の閉塞(へいそく)による栄養失調や、ストレス、外的要因によるものが挙げられます。前者で言えば体の内部的な要因、後者が外部的な要因ということができますが、ミノキシジルは外的要因に作用する成分と考えてください。逆に言うと内部的な要因には影響を与えません。
このことから一定の効果しかないのでは、と考えることもできますが、AGA治療において薬品成分のバッティングがないことからフィンペシアと併用することもできる、と言われています。

ミノキシジルの使い方

先述の通り、ミノキシジルは日本では外用薬として主に使われてきましたが、内服薬であるミノキシジルタブレットも人気を高めているようです。
外用薬のミノキシジルは、朝と晩の2回頭皮に直接塗布して使います。頭皮に浸透させることで育毛効果を与えるため、シャンプー後の清潔な肌に塗布することが必要となるようです。塗布したら頭皮をマッサージして馴染(なじ)ませつつ血行を促すとより効果が期待できるでしょう。

内服薬は1日1錠のタブレットを服用するだけです。

ミノキシジルの効果は?

男性の顔
ミノキシジルは毛根に作用して、髪を育てる機能を高めると言われています。男性型脱毛症(AGA) に効果があるとされていますが、同じ育毛成分であるフィナステリド(プロペシア)と違って女性の薄毛にも利用できるようです。

ただし、ミノキシジルはAGAの原因物質が多い前頭部や生え際の発毛効果は弱いと言われています。ミノキシジルの効果は髪を育てると言うものであり、AGAで抜け毛を引き起こす作用を止める働きはないようです。

毛母細胞の細胞分裂を活発にする

ミノキシジルの働きは、毛母細胞の機能を活性化して、細胞分裂を活発にすると言われています。頭皮に塗布すれば皮膚に浸透して、飲めば血管を通じて内側から毛根組織へと届けられるようです。

毛母細胞は細胞分裂によって髪の毛の成分を作り出して、丈夫な太い毛を作る組織であり、これを活発にすることで産毛を太くすることや、発毛する効果が期待できます。

ただし、地道な連続(継続)使用が必要

ミノキシジルの効果はゆっくりと現れます。通常は3カ月以上の使用が必要とされており、半年程度かけることで効果が実感できるそうです。

また、毎日地道に使い続けることも必要となり、外用薬では朝晩の塗布でより良い効果が得られると言われています。

飲むミノキシジルタブレットも効果を実感できると人気

飲むタイプのミノキシジルタブレットは、外用薬の効果を超えると話題が集まっています。外用薬は、頭皮からきちんと浸透しないこともあるようですが、内服薬であれば頭皮の内側から直接届けられると考えられているためです。

また、血流を改善する作用も持っていることから、頭皮に栄養が届きやすくなる効果をありそうです。

ミノキシジルの副作用は?

男性の驚いた目

ミノキシジルは、育毛効果が高いと言われていますが、その反面副作用もあります。ミノキシジルはクリニックで処方してもらうことができますが、それよりも安い個人輸入を使う人も多いようです。

しかし、個人輸入では医師の診断や服用中の経過観察などがないため、副作用のリスクが高くなるかも知れません。

また、個人で服用していると副作用があった時の対応も遅くなる可能性があるため、できるだけ医師の処方を受けることをおすすめします。

ミノキシジルタブレットは体毛にも影響が出る可能性も

ミノキシジルタブレット特有の副作用として、体毛の増加と言う症状があるようです。内服薬は体の中を通って毛根にたどり着くため、体中の毛根に影響を及ぼす可能性を持っています。

そのため、頭の毛根以外にも育毛効果が現れてしまい、体毛が増えると考えられています。

体調不良となる場合もある

ミノキシジルタブレットでは、吐き気や腹痛、性欲減退などの副作用が出る可能性があると言われています。塗るタイプでも肌荒れやめまいなどが起こることがあるようです。

タブレットの用法用量を守るのは当然ですが、外用薬でも量が多いと副作用が起こりやすいと言われているので、つけ過ぎに注意をしなければいけません。

ミノキシジルで初期脱毛を起こすことも

副作用とは少し違いますが、ミノキシジルの服用を始めると初期脱毛を起こす可能性があると言われています。

初期脱毛は服用開始から数週間後にある脱毛症状で、薬の効果によって発毛のサイクルが元に戻る際に起こりやすくなるようです。

これは、正しいサイクルに戻る過程として仕方のない症状であり、薬が効いていることで起こるので心配はいらないと言われています。

初期脱毛は全ての人に起こるものでもないため、起こらなくても心配することはありません。

おわりに

ミノキシジルは髪の毛を育てる効果が期待できますが、さまざまな副作用の可能性もあると言われています。塗布するタイプと内服薬がありますが、どちらも正しい使い方をすることが必要となり、個人輸入などで知識のない人が自己流で使うのはリスクとなりそうです。
副作用を回避しながら快適にミノキシジルを使用するには、クリニックの処方薬を利用することや、慎重な使い方を心がけることが必要です。

ハゲ薄毛研究所編集部

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